「要件定義レッスン」に行ってきました

「はじめよう!要件定義」ではじめる、すらすらと手が動くようになる楽々要件定義レッスン

大まかな流れとしては、著者である羽生章洋 様が基調講演を聞く。その後、ワークショップを4人でやっり、2人でやり、最後は1人でやるという流れでした。

基調講演

基調講演の中で、この本は前提条件が非常に多いことを話されていました。

これは前提が多いわけではなくプロジェクトを行う上で必要な要素なだけです。必要な要素が欠けているにもかかわらず、プロジェクトを成功させようとして要件定義でなんとかしようとするのは不可能だという話でした。もし、力不足なチームでプロジェクトを行いたいのなら、不足した力の分要件を減らすなどの対策が必要とのこと

ハンズオン

今回のハンズオンではP.104 のUI部分の要件定義を行いました。すでにあるものをバックエンジニアリングするので実際に行うよりはかなり楽になるので、練習としては良いと思いました。最初は4人一組でお題はねこあつめでした。制限時間は25分。複数人で話しながらやることによって、図の理解度が低い部分を理解しながら進めることができた。


私たちのチームではすべてを書き出すには時間が足りないので、一部の機能のみを書くことにしました。他のチームは遷移を中心に図にしているチームや、すべての画面をあげてからその内容や遷移を書こうとしたチームもあった。これは普段注目していることによる差なのだろう。

同様のことを2人と1人でも行った。人数が減るごとに話しながらできない不安とスピード感が上がる。実際に何人くらいでやるべきかは良し悪しはよくわからない。

ハンズオンによって普段アプリを使っているだけは気づかないような機能があったことに気づいた。これはプロジェクトの理解をより深くできるということと、機能があることに気づかない可能性があることがわかった。

感想

  • 実はこの作業は普段自分でやっていた。理解が深まる裏付けが取れて良いと思った。
  • 複数人でやったことはなかったので、2人の意見の相違が存在していることがあるということが体験できてよかった。