個人目標を給料査定に使ってはいけないっぽい

OKRの本とかre:Work とかを読んでいて、個人目標を給料査定に使ってはいけないと言うことに気がついた。

会社の目標は挑戦的なものが好ましい。

無謀ではないが実力の上限ギリギリなものが目標として好ましい。やる気を出して新しいことに挑戦することよって、革新的な成果を期待している。 OKRでの目標設定では60〜70%程度の達成率で成功とするので、立てるべき目標はかなり高めだと言える。

個人目標も挑戦的である必要がある

個人目標は会社やチームの目標と自分のキャリアプランなどとすり合わせつつ立てる必要がある。この目標も会社の目標の一部を担ってもらっているだけに挑戦的なものを要求せざるおえない。もちろん、個人の能力や考えのあるので本人が納得の行く目標を立てて、モチベーションを上げてもらう必要がある。

目標の度合いと給料査定を連動させる

 目標を達成したら給料が上がり、しなかったら給料が下がるような会社だったとしよう。大抵の人は明らかに達成可能が目標を立てようとします(毎日適時に出社するとか)。全くもってアホらしい目標にしかなりません。メンバーもモチベーションは上がらないし、挑戦的とは程遠いものになってしまいます。  難易度が高ければ高いほど給料の上がり幅が高いような会社だったとしよう。それでも大抵の人はまぁまぁな目標を立て用途します(今回達成した9割くらいの目標とか)。そこそこの目標になりそうです。今まで通りにやっていれば達成できるようなものになりそうです。  達成したかに関わらず挑戦した内容による会社だったとしましょう。目標と関係ありません。給料査定と連動しているしないと明言してあげた方がいいでしょう。

Googleではどうしているのか

re:Work 公正な給与制度を設計し運用する を読む限りでは、職業に応じて市場価値によって決めるとあります。転職しても同じくらいの給料で働いていると思える会社であれば、転職のリスクは下がりそうです。