参照
https://github.com/akuraru/LargeText
SwiftUIのTextに巨大な文字列を入れ表示しようとすると表示されるのに時間がかかります。文字列がSwiftUIのViewに設定された後に表示されるまでの間が遅延が発生します。これは、アプリ開発者からコントロールすることができません。この遅延は、100文字程度では認識することはないのですが、1万文字程度になると無視できないほど遅延が起こります。
2つの問題を解決する必要があります。
画面遷移の遅延の抑止
巨大な文字列を含む画面を表示しようとすると画面遷移時に遅延が発生します。顧客の体験として画面遷移時の硬直が内容が好ましい。画面遷移を行った後に、遅延して文字列を設定することで画面遷移時の遅延を減らせます。
struct TextScreen: View {
let str: () async -> String
@State var text: String = ""
var body: some View {
ScrollView {
Text(text)
}
.task {
text = await str()
}
}
}
分割して遅延表示する
巨大な文字列を分割して遅延して表示することで、表示されるまでの時間を軽減できます。この例では文字列を改行ごとに分割して、LazyVStackを使って遅延して表示しています。
struct LargeTextScreen: View {
let str: () async -> String
@State var texts: [String] = []
var body: some View {
ScrollView {
LargeText(texts: texts)
}
.task {
texts = await str().split(separator: "\n").map(String.init)
}
}
}
struct LargeText: View {
let texts: [String]
var e: [(offset: Int, element: String)] {
Array(texts.enumerated())
}
var body: some View {
LazyVStack(alignment: .leading) {
ForEach(e, id: \.offset) { p in
Text(p.element)
}
}
}
}