スクラムマスターの役割と違和感

深夜のノリで書いているのであまり真に受けないで欲しい。

私が思っていた違和感が、スクラムガイド2020年版がでて変更によって言語化できると思ったので書きました。

スクラムマスターは日本的なリーダーではない

 と思う。スクラムガイドにはサーバントリーダーや真のリーダーと書かれているけれども日本的なリーダーではない。つまり、役職的な上位のものがスクラムマスターになるわけではない。偉いわけでもないし、インクリメントの出来に責任も取らない。自己改善していけるスクラムチーム作りに責任を持つ。

 スクラムチームが目指していくべきことは、自分たちを改善していけるようにすることである。スクラムマスターはより良いスクラムをするためにリードする人である。スクラムマスターはより良いスクラムをするために支援し導く人である。それをするために、複数チームに跨っていたり、逆に1チームに複数いてもいいと思う。会社としての役職はリーダーである必要はない。スクラムの概念に会社の役職としてのリーダーはない。

インクリメントの範囲が狭すぎる

 スクラムマスターが開発者の開発速度を測ったり改善するためのツールを開発したり探してきたりすることがあると思う。この仕事はスクラムマスターがする仕事ではないと思う。スクラムチームが目指していくべきことは、自分たちを改善していけるようにすることなので、開発者が開発者のことを改善するためのツールを開発したり探してくることは、開発者がやるべきことである。

 同様に、プロダクトオーナーがプロダクトをより良くするためのことは、プロダクトオーナーなり開発者がやればいいことなのでスクラムマスターがやる必要はない。

 自分たちを改善を行う何かをインクリメントとして含めるべきである。そうすれば、開発者を行う理由ができる。プロダクトは、コードだけの部分をさす言葉ではない。付随するサービスもさす言葉である。開発者は、利用可能なインクリメントのあらゆる側面を作成することを確約する。「あらゆる側面」を狭めるべきではない。

経験的にスクラムマスターがやれば早いできるかもしれないが、やる必要はない。

スクラムマスターは何をするのか?

 個人的には最終的には自分自身をクビにすることだと思う。要らなくていいなら要らない役割だと考えている。開発者とプロダクトオーナーがより良いスクラムを自分たちで改善していけるなら、スクラムマスターは必要ない。

 別のチームに行ってたまに様子を見にいくくらいになればいい。別のチームないなら元の役割に戻るなり、社内ニートするなりしていいと思う。

というか社内ニートを目指すべき