ペアプロにはレビューとは違うものがありそうなメモ2

分かるまでのプロセス

「分からない」から「分かる」にいつる間に次の5つのステップを踏むと想定されている 1. ある事物や物事が果たしている機能の1つを「同定」する 2. 同定した機能について、その仕組みを「疑問視」する 3. 仕組みをより詳しいレベルでの機能のつながりとして「探索」する 4. 説明の候補になる機能のつながりを「提案」する 5. 提案した説明が十分正しいかどうか「確認」する

これらを行うにはペアで行ったほうが良さそうである。

問題を解く時に、2人の方が1人よりも有利になる条件

そもそもコードを書くのは問題を解くのとは異なるが、それは置いておく。
12章では、2人の方が1人よりも有利になる条件の話が書いてある。
2人で行った場合に時間が半分になったり、正答率が二倍になることはそうそうない。2人の手が見えやすい作業を行なった方が、回答に早く辿りつくようだ。逆に2人の手が見えない場合は1人で行うのと同程度の時間で回答にたどりつくようだ。

このことから、2人で作業することで確実に効率的とは言い難い。ただ、常に2人の考えていることを共有しながら作業を行うことによって相互作用を発生させやすいと思われる。